あなたの推し馬教えてください。

もくじ

入梅の折、皆様いかがお過ごしででしょうか。
じめじめして活力が失われていくこの時期、私は今夜梅おろしうどんが食べたい。
どうもつじーです。

雨が続くとどうしてもどんより気分が続いたり、なんだかやる気がでないのは皆さんもあるあるなのではないでしょうか?
今回はそんなどんより気分を吹き飛ばす熱量を感じるアンケートを弊社メンバーに取ってみました。


ずばり

「あなたの推し馬教えてください!!」

です。

先日EWDを利用して競馬場へ行ってきたのですが、予想以上に盛り上がったので、今回は推し馬の質問を中心に競馬に関わるアンケートにしてみました!

EWDについてはこちら↑を是非お読みください~

それではれっつごー!

アンケートにご協力頂いたみなさん

まずは1枠1番、SES開発エンジニアウマ子さん。
ウマ子さんは以前インタビューを受けてくださっていて、その際にも熱く推し馬愛を語ってくれていました!

続いて2枠3番、最近私の記事によく登場してくださる受託インフラエンジニアそのPさん。
そのださんのインタビューはこちら!

最後に3枠5番、馬のために農業高校に入学したらしい!?走る受託ディレクターコバさん。
コバさんのインタビューはこちら~

Q1 好きな競馬場を教えてください。

東京競馬場 一番行きやすいので。

中山競馬場ですかね!パワーがいる競馬場だから!

ミーハーですけどね。東京競馬場。ラストの直線長くてレースの見応えあるし、競馬場も大きくて綺麗だし。

ウマ子さん・コバさんは東京競馬場との回答。
東京競馬場といえば第4コーナーにそびえ立つ大欅が特徴でしょうか。

そして個人的にはやはり東京競馬場といえばこの実況が心にのこります。

カンテレ競馬【公式】様より

そのPさんは中山競馬場との回答。
中山といったら最後の坂。そして有馬記念。

カンテレ競馬【公式】様より

Q2 好きな馬場状態を教えてください。

不良馬場 めったにないくらいの田んぼのような馬場で繰り広げられるレースは見物です。

重馬場 海外(特に欧州)レースでも走れる可能性を秘めている。

パンパンの良馬場 スピードレースを楽しみたい

ウマ子さんは不良馬場との回答。
泥だらけのレースは波乱必死で見物ですよね~そして不良馬場での圧巻レースはこちら!

カンテレ競馬【公式】様より

そのPさんは重馬場との回答。
特に欧州とのことで、日本の芝よりも重いと良く表現される欧州の芝。
日本競馬の悲願といえば凱旋門賞でしょう。

JRA公式チャンネル様より

コバさんは良馬場との回答。
パンパンに張れた良馬場だと地面が固くなるので、スピードがでやすいレースになります。
最速のレースといえばこちら。

カンテレ競馬【公式】様より

Q3 好きな馬場距離を教えてください。

芝3200m キタサンブラックがレコード保持してるので。

2400m スピードとスタミナ両方が試される距離で、この距離で速い馬はその世代で一番強いのイメージがあります。

芝2400m やっぱりクラシックディスタンスと呼ばれる距離でもあるし、ごまかしの効かない距離でもあると思う為。スピード・持久力が問われる2400mで勝てる馬こそ最強馬。

ウマ子さんは3200mとの回答。
3000m越えは単純な速さだけでなくパワー・スタミナも兼ね備えなければ取れないレースです。
なんだか推し馬がすでに漏れているウマ子さんはきっとこれを望んでいるはず(笑)

JRA公式チャンネル様より

そのPさん、コバさんは2400mとの回答。
2400mはクラシックと呼ばれ競馬の王道です。
そんな王道の2400mで牡馬を負かした女王はこちら。

Q4 好きな毛色を教えてください。

暗めの鹿毛 キタサンブラックの色なので。

鹿毛 推し馬の毛色です。この毛色には強さを感じる。

強そうだなと思うのは青鹿毛とかの濃いめ毛色で、カッコいいなと思うのは栗毛、レース中の位置が分かりやすいのが芦毛ですね。

皆さん鹿毛がお好きとの回答。
鹿毛は(かげ)と読みます。鹿毛の馬はこちらを推します。競走馬名はスペイン語で「素晴らしい景色、絶景」

カンテレ競馬【公式】様より

そしてコバさんが回答した芦毛。
芦毛(アシゲ)は馬群の中でも目立つことで多くの方に親しまれていますよね~
芦毛は広報のちずこさんが推してくれたこの馬!

カンテレ競馬【公式】様より

Q5 もし馬主になるなら、どんな馬の馬主になりたい?

キタサンブラック産駒

不安部分があってもその問題と付き合いながら走っていける馬

G1をいくつも勝って種牡馬か繁殖牝馬になって、子どもの活躍まで楽しめるような馬の馬主になれたらいいけど、それは求めすぎですからね。馬券的に大金星をあげるレースする馬かな。

ウマ子さんはキタサンブラック推しがとまりませんw
そんなキタサンブラック産駒といえばこちら。

カンテレ競馬【公式】様より

そのPさんは先天性の不安要因を抱えながらでも走り切ってくれる馬との回答。
脚部不安があったにも拘らず最後まで走りぬいてくれたのはこちら。

カンテレ競馬【公式】様より

コバさんは産駒も活躍してくれる馬との回答。
であれば、名馬を何頭も排出しているこの馬はいかがでしょうか。

JRA公式チャンネル様より

Q6 ズバリあなたの推し馬は?

キタサンブラック
見た目がどストライクです。雰囲気仕草表情すべてが最高にかわいい!

カンテレ競馬【公式】様より

スーパークリーク
もしものその馬が、その男に出会わなかったら。もしもその男が、その馬に出会わなかったら…… 大学時代にこの馬のことを知りました。既に逝去されていましたが生い立ちから走り様、諸々のエピソードなど知れば知るほど惹かれて行きました。(逝去した後だったのが本当に残念でなりません。)どんな逆境でもめげずに賢く走り抜けた強い馬だと思っています。平成三強と呼ばれた内の一頭ではオグリキャップの影が強いですが、私の推す馬は”天才を天才にした馬”スーパークリークです。

JRA公式チャンネル様より

一頭に絞りきれない感ありますが、スペシャルウィークを挙げましょう!
ご紹介するのはこのレース。スペシャルウィークの引退レースとなる1999年有馬記念です。

カンテレ競馬【公式】様より

この年、秋のG1戦線の主役は間違いなくスペシャルウィークでした。 G1初戦の天皇賞では、国内の1級馬たちを相手に完勝。 続くジャパンカップでは、この年のフランスG1凱旋門賞に挑戦した同世代のライバル馬エルコンドルパサーを破って優勝した世界的名馬モンジューを撃破して勝利。 そして迎えた3戦目、有馬記念です。 相手は同世代の宿敵グラスワンダー。この馬との因縁は深いです。

なぜなら、グラスワンダーは外国産馬だったからです。 1999年当時は、外国で産まれ、輸入されて日本で走ることになった外国産馬は、出走できないG1レースがあるなど、差別されていました。そういった優遇をしないと、国産馬は外国産馬に勝てなかった時代だったのです。
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※ちなみに、この日本競馬が海外に劣る時代の次の扉を開いたレース。それはディープインパクトが無敗でクラシック3冠達成した菊花賞だと思います。 名実況「世界のホースマンよみてくれ、これが日本近代競馬の結晶だ」は、この時代を知ればこそ沁み入るものがあります。
2005年菊花賞・ディープインパクト
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カンテレ競馬【公式】様より

スペシャルウィークが勝利したG1レース。ダービー、天皇賞春・秋はいずれも外国産馬の出走できないG1レースでした。 「スペシャルウィークは外国産馬のいないG1だから勝利できただけ」そんな風に言われることもあったようです。 事実として同世代の外国産馬グラスワンダーやエルコンドルパサーとの直接対決では敗れていました。

特に悔しかったのは1999年のG1宝塚記念でした。 このとき国内最強を自負するスペシャルウィークは、この宝塚記念で国内にいるライバル馬との勝負に決着をつけた後、日本競馬の悲願でもある凱旋門賞に挑戦する予定でした。 ところが、同世代のライバル馬グラスワンダーに3馬身もの差をつけられて完敗してしまったのです。

(とはいえ、3着馬とは7馬身差をつけていますので、グラスワンダーさえいなければ圧勝だったのです)国内に勝てない馬がいる以上、凱旋門賞どころではありません。予定を白紙にもどし、国内で勝負を続ける選択をしました。 そして1999年の秋のG1戦線を連戦し、勝利を収めていきました。挑戦するはずだった凱旋門賞の勝馬であるモンジューをもジャパンカップで下したのです。

そして迎えた3戦目、1999年有馬記念。 どうしても戦わなければならない相手がいる。宝塚記念で完敗し、凱旋門賞挑戦を白紙撤回させた宿敵。それがグラスワンダーだったのです。 さぁみてください!1999年有馬記念を。グラスワンダーとスペシャルウィークの対決を。

カンテレ競馬【公式】様より

日本の総大将として、 現役最強を自負する横綱として、 スペシャルウィークは秋のG1戦線の全てに、逃げずに出走してきたのです。 近年では強い馬ほど出走レースを絞る傾向が強いです。時代もあったと思いますが、かかってこいとばかりに連戦を続けたスペシャルウィークはやはり当時の最強馬といってよい馬だったと思うのです。

生涯戦績は17戦10勝、うちG1は4勝。さらにいえば4着以下になったのは生涯たった1度しかないという極めて優秀な戦績を持つ歴史的な名馬でした。

※後日談 スペシャルウィークとグラスワンダーがしのぎを削った有馬記念で3着となった馬こそ、スペシャルウィークがターフを去った翌2000年の主要G1レースを全て勝つという偉業を達成し、覇王と呼ばれることになる1つ下世代のテイエムオペラオーだったのです。 競馬は終わることのない物語をみているようですね。

ちなみにスペシャルウィークは種牡馬として、ブエナビスタやシーザリオなどこれまた名馬と呼ばれる馬を残し、その血は今も続いています。 今年2024年のダービー馬ダノンデサイル。その父エピファネイアの母父はスペシャルウィークなのです。

あとがき

いかがでしたでしょうか?
事務所で皆さんにアンケートとっているときも大いに盛り上がっておりました。
最後にこれは外せないと皆さんに激押しされたレースでお別れです。
それではまた!

JRA公式チャンネル様より

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