「アロハが好きすぎてブランドを立ち上げちゃって、サイドハッスル推進制度のモデルケースになっちゃった話」アロハおじさんにズバリ聞くガオ!!

もくじ

こんにちは!イーガオのガオです。

いつもどーり、「やる気元気笑顔」で行くガオよッ。

さて、今回はなんと世界周遊の旅を終えたばかりだのに、

息つく間もなく次の夢へと歩き出していたアロハおじさんがブランドを立ち上げるまでの軌跡をインタビュー。

題して、

「アロハが好きすぎてブランドを立ち上げちゃって、サイドハッスル推進制度のモデルケースになっちゃった話

どうですか、このサイドハッスルをとことんやりきった笑顔。

今じゃ、他メディアからもインタビューのオファーがあったとか。

イーガオは先行してどこよりも早いインタビューをしたガオよ!!

それでは、早速レッツGAO!!
※このインタビューは、3月某日に行われました。

episode:1 自分の持つアロハの世界観に共感してくれる人たちを作れたら嬉しいな。そしてそのアロハを着たいと思ってくれる人たちができたら…。

周りからは「季節間違ってない?」「季節障害!」とかいじられていた

まずはお帰りなさいっ!って感じガオね。(自分もだけど)

もうだいーぶ前に帰国してますけどねっ。

おっ!そうだったガオね~。月日が経つのは早いガオよ。
どう?日本に戻ってきて、生活のリズムも落ち着いてきた??

慣れてないですよね、花粉がひどくて(沖縄は、杉が少ないらしいからお鼻が敏感に反応するらしいガオよ)
とりあえず冬は何とか乗り越えましたよ。

インフルエンザも脅威だったしね。
今年度は、社内制度検討チームの提案で『予防接種費用補助金制度』ができたガオね。

※ざっくりメモ→社員の健康増進のため、予防接種代金について会社から社員とその家族にまで手当てを支給する。流行に敏感な?!アロハおじさんは、GW前に大流行したインフルエンザにかかり、令和をむかえることとなる…。

こうして社員が自ら制度をゾクゾク立ち上げているわけだけど、これまた社内制度検討チームによる提案で、「サイドハッスル推進制度」がこの春から始動しているガオね!
この制度の特徴として掲げているのは、『自分が楽しいと思うこと、心から打ち込めることを活かした副業をイーガオが支援する』だけど、そのモデルケースとして、イーガオはおおたきしゃんとアロハおじさんの副業支援をすることになったガオね。
アロハおじさんの副業とは、いかガオか?

おおたきしゃんの記事はコチラ

はい、(もちろん)アロハシャツでいきまーす!

きっかけは~???(「フジテレビ」は昔のCM)

立ち上げるきっかけというか、ずっとアロハシャツが好きで、1年で300日以上着ているくらい大好きなんです。

結婚式用の正装バージョンもあるくらいだしね。

はい(笑)
自社ブランドを立ち上げようと思ったきっかけは、もちろん「好きが高じて」的な部分が第一なんですが、沖縄に戻っていても、東京にいても毎日着すぎて周りからは「季節間違ってない?」「季節障害!」とかいじられていたんですよ。
別に何を言われてもアロハが好きだし、それが自分の個性だから気にしていなかったんです。
でも、ずーっと着ていたら周りの反応が変わってきていたんです。
アロハシャツ=自分みたいな位置づけになっていて(笑)
アロハシャツを買おうと思った人たちが自分に相談してくるようになってきたんです。

「アロハのことだったらアロハおじさんに聞けば間違いない」と周りが認めてくれるようになっていた

アロハ博士になってたわけだ。

「自分に似合うアロハの柄」や、「どんなブランドが良いのか」など、
アロハのことだったら下地に聞けば間違いない」と周りが認めてくれるようになっていました。
イーガオのメンバーからもちょいちょい相談されるまでになっていました。
他のブランドで似合うアロハを勧めるのもいいけれど、(相談された人に)ほんとに似合うものを自分で作りたくなっちゃったというのがきっかけですね。
「自分の持つアロハの世界観に共感してくれる人たちを作れたら嬉しいな。そしてそのアロハを着たいと思ってくれる人たちができたら…。」
という思いで、自分のブランドを作りました。
「アロハ作りたいなぁ~」とぼやーっとしていた今までの想いが明確になったので、行動に起こしました。

ガオガオ。(ふむふむ。)

アロハを通して自分の価値観や個性を認めてくれる人がいたということを感じて、ビビっときたんです。

episode:2「自社ブランドを立ち上げる!」強い思いとは裏腹に順風満帆とはいかない日々が続く

一人でひたすら工場探し。東京中のOEMに断られ、交渉成立した工場は地元沖縄だった!

ビビっと来てもそこで立ち止まる人たちが大半だと思うのに、
「おし、自社ブランド作るぞ!」と行動に出られたのはなんだったの?
予算も潤沢にあるわけじゃなかったんでしょ?

なんなんすかねぇ~~(笑)

ずーっとアロハが好きだというのは聞いていたし、ブログでも「自分でオリジナルアロハを作りたいなって思ってます!」って言ってたもんね。

2年前のインタビューにて。採用の決め手となった「アロハシャツ作りたいんです!」の記事はコチラ

思い立ったのは去年の夏くらいですかね。

具体的にどうやってここまできたの?

やると決めてからはまずコンセプト作りから始めました。
「自分はどんなシャツを作りたいのか」
それが決まったら今度は製作してくれる工場探しをして、ひたすら探して…。
交渉しても全く相手にされなかったりもしました(笑)
それでもう来夏販売を諦めようかなと思っていたんです。
そしたら次の日、「小ロットで製作できるよ。むしろ小ロットじゃなきゃ工場の規模上無理。」という電話があったんです。
図らずも地元の沖縄で作ってくれるところが見つかったといった感じです。
で、なんとか今サンプルが出来上がってきた感じです。

諦めずに動けた理由は「やりたい」という強い思い。

全部ひとりで交渉したりしてたんでしょ?
ずっと様子を見ていたけれど、やり遂げるという思いが強かったんだなぁとおもうガオね。

けた理由は、「やりたい」という思いも強かったです。
せっかく東京に来て今webデザイナーとして飯が食えるようになったんです。
『でもそれだけで終わったらもったいないし、ほんとにやりたいことは今やらないと。』
もしも今予算が合わないという理由で、資金が集まるまで待って来シーズンから動くことにしていたら、たぶんモチベーションが下がってこのまま何もできないままだろうなと思ったんです。
なので、借金してでも『今やってやろう』と思ったんです。それでもそのうちに、いつか妥協して逃げ出したくなる時が来ると思いました。
なので、周りに公表して逃げられない環境作って自分を追い込みました。
その結果、ここまで頑張りきることができました(笑)

episode3:自社ブランド立ち上げは追い風となって動き出す!

コンセプト作り・デザイナーの選択・販売方法など、ブランドに係る全てをディレクションする日々。

そーガオねー。チズコさんも公表されたうちの一人だと聞いたガオよ。いきなり10月あたりに
「アロハ作りますよ!自分でブランド立ち上げて来年の夏前までに売りますよ!」
と宣言され、がんばれーと応援したものの、ツテや経験がない中で、いったいどうやってゴールまで行くんだろうと内心思っていたらしいガオよ。
OEMが最小ロット1デザイン500枚?以上からとか、支払条件とか、製作できるまでにほんといろいろ壁にぶち当たってたらしいガオね。
でも壁にぶち当たってても、あきらめずにやり続けていると奇跡が起きるのか、
「チズコさん!工場見つかったんすよ!!」って。
あの時のことはチズコさん忘れられないって言ってたガオ。

そーでしたね。
工場探しをしている間に、まだ不確定の段階からアロハのコンセプト・世界観を決めて、デザイナーを選び、資金の調達などを並行に動かしていました。

工場やデザイナーを探すのもツテがあったとかではなく、、?

全部自分が一から探しました。

行き詰りそうだった時、チズコさんが前職でアロハシャツのノベルティ製作をした経験があったとかで、前職の会社の上司に相談しに行ったりしていたらしいガオね。
アロハおじさんの『あきらめない強い思い』と『何か面白そうなことをやろうとしている』のを見ていて、「自分が何かできないだろうか。」と心を動かされたらしいガオよ(笑)

ま~これからです!
大事なのは今からなんですけどw
ここまで来るのは大変だったけど、今からやっとワクワクできるw
条件が合わずで工場が見つからなさすぎたり、資金が集まらなさ過ぎて、今シーズンは無理かもしれないと半分あきらめたときもあったんですけど、なんとかなんとかここまできたって感じで。

「made in okinawa」

で、最終的に見つかった工場が、奇しくも地元沖縄を愛してやまないアロハおじさんの地元沖縄!すごい巡り合わせ!

そっすねー、ネームタグに「made in okinawa」を入れようと思ってますよ。
東京では見つからず諦めようと思った時に「沖縄の工場にもあたってみようか」
と思って電話してみたら「あー、いけますよ」と!
そこからはとんとん拍子で進んだ感じです。

3種あるデザインは、各々デザイナーが違うガオ。あなたはどのデザインがお好みガオ?
素材(生地:リヨセル100%・ボタン:シェルボタン)やプリント、縫製がオール沖縄らしいガオよ。
将来プレミアがつくガオか?!

そこまではほんっとに一人で頑張って打ち込んでたもんね。
その思いが『イーガオも応援したい』と思うきっかけになったのかなぁ。
日中はイーガオの業務をして、その後は寝る間も惜しんで、足も運んで副業のアロハシャツブランドを立ち上げ、製作して、販売までこぎつけたというこの行動力…。
最後までやってやるんだというあきらめない気持ちが、サイドハッスル推進制度を立ち上がらせちゃった感があるガオね。

今後のスケジュールは??

リリース日は未定なんですが、6月の頭にはw

ブランド名も??リリース日までは非公開?

はい、まだちょっとw

まさかそのブランド名に「e」「G」「A」「O」のどれかがはいっていたりする??!!

「e」と「A」はあります!偶然にも

おおぅ!(【O】ではない)
すごい楽しみだ!

ブランド名の正解は、Eanbeでした!沖縄言葉で「イイ感じ」という意味だとか…。

episode:4 サイドハッスル推進制度のモデルケースになっちゃった

製作段階まで来たのに!「あと少し、お金が足りない!」

イーガオが求人サイトに掲載するときにお世話になっているフリーのキャメラマンさんに、アロハの撮影をお願いすることになっていたガオね。
イーガオがアロハおじさんの副業に絡むきっかけになったのって、なにゆえガオか?
企画書とかだしてたよね??

企画書は出しました。
コンセプト・デザイン・製作工場が決まり、リリースに向けてスケジュールも立てたのですが、いよいよ製作の発注をするタイミングでどうしても予算が足りなかったんです。
代表に企画書を出して、「少しでも資金を貸してほしい。」と言ったところがきっかけです。
結局その時は借りられなかったんですけどね。

あのときはね、

結局借りられなかったのですが、このままではスケジュールに間に合わないので、自分で資金繰りをしてなんとかやりました。
そのあと、動いてくれる方がいてサイドハッスル推進制度が立ち上がって、
改めてこの制度のモデルケースとして投資はしてもらった感じですかね。

ほんっっとにいろいろあったガオね~
去年の冬から「工場が見つからない」の一つ壁を越えてからは、
デザイナーさん選定して、上がってきたデザインをアロハシャツの型にハマるように何度か戻して微調整を繰り返し繰り返し…。
納期・コスト・デザイン仕様がかたまってきて「やっと作れるぞ~~!!」
と壁を越えたら今度は「お金が足りない!」というどデカイ壁がたちはだかり・・・。
傍で見てて予算が足りない時点で、熱意の火はついに消えるかと思ったんだけど、
むしろ燃えてたガオねっ。
結局副業を増やして自分で完済したんだもんね。

帰社日(今はeWORK Dayに名称変更)では、メンバーがモデルとして撮影に協力する一コマ

※撮影は3月…。三寒四温の「三寒」の方だったこの日、メンバーも協力してくれていたガオよ。

イーガオは、がんばるアロハおじさんを応援したい。それがサイドハッスル推進制度ッ!!

どうですか、いよいよこれから販売になるわけだけど、ワクワクする??

怖いっすね。
ワクワクもあるけど不安ばっかりですね。
売れるか売れないかとか。
普段はウェブデザイナーだし、イラストも描くんですけど、アロハブランドに関しては、自分の価値観を押し付けてしまうから、デザインにはかかわりたくないと思ったんです。
だから、世界観をデザイナーに伝えて、表現をしてもらいました。

今回は、ディレクターみたいな感じガオね。

今は自分ができるディレクションの範囲でやってますが、企業のウェブ広告を制作するだけではなく、アパレルにも関われるようなイラストレーターが増えていったらいいなと思うんです。
そういう働き方もあるんじゃないかって。
そういった理由から次の夏のコレクションはイラストレーターを公募して、テーマから考えてもらうのもいいかな、などいろいろ考えてます。

がおがお。(なるほど)
アロハおじさんにインタビューしていていつも勉強させられるのは、
「もう十分頑張ったよ。きっとここまでが現実で、そこから先は無理しないであきらめたっていんじゃない?よくやったよ。」って思うのは、思っているその人が、相手の器を勝手に決めて判断しちゃってることなんだよね~。そうやって制限を作っちゃいけないんだなって。
年齢もしかり…。
「チャレンジしちゃいけない」っていうことはないんだなと気づかせてもらったガオよ。
できるまでやり続ける強い思いとやり切る熱意は、周りの価値観さえ変えてしまうのかなと。
感動して泣きそうよ

へへへ。

イーガオは資金だけでなく、がんばるアロハおじさんを応援したいガオね。
資金繰りもそうだし、コンセプト決めて、ゴールを決めて、そこまでひとりでやってみた。多分未経験だったと思うことを手探りでやってみた。
今の気分はどうガオ・・・?

フツーに楽しいしかない。
体はもう苦しかったりしているんですけど、気持ち的な部分は「楽しい」しかない。
ほんとにやりたいことをやっているから。
やらないといけないというよりかは楽しいからやってるんです。
とりあえず、一回覚悟を決めたから(笑)お金もなくて(笑)

退路を断って(笑)
イーガオの企業理念の「面白いこと」「楽しいことを諦めない」というのを
ある意味追求してっているよね

「楽しい」とは言っても、自分でン百万円というリスクを背負ってやっているし、難しいことだとは思うんですけどね。

アロハに割いた時間も労力も「楽しい」でしかなかったんだ?

楽しいしかないし、失敗しても失敗じゃないっていうか。
今回失敗しても来年も出すんですよ。いろいろ戦略は立てているんですけど、仮に一枚も売れなかったとしても借金自体は自分のポケットマネーで全部出せるような額なので、やり続けたいなぁって。
息の長いブランドにしていきたいです。

epilogue:将来のビジョン

ファンを大事にしていく・小ロット・メイドイン沖縄…。ファンと一緒にアロハの世界観を作っていきたい

将来のビジョンとしては??

もう一回世界一周にチャレンジ!!
というのは、冗談です(笑)

タグもブランドロゴも化粧箱もぜんっぶやってるんだよね??
出来上がりはいつだっけ?

自分が思い描いている、アロアシャツを作れている感じです。
極論言うと、「売れることを目的にアロハを大量生産する」ではなく、「自分が着たいアロハを着たいと思ってくれる人に届けることを目的に」作りたいんです。
自分のブランドを好きになってくれたファンを大事にしていきたい。
アロハのコアなファンは自分が着ているアロハシャツが街を歩いていてかぶってしまったりすることをとても嫌がるんです。だから1デザイン多くても300枚などの小ロットの生産にして、最初から買ってくれる人を大事にして守っていきたいんです。

ファンを大事にしていくこと
小ロット
メイドイン沖縄
が、こだわりを感じるガオね

「誰に着てほしいか。誰に売るか」ではなく、「誰に売らないか」が大事だと思っていて、好きでいてくれる人を大事にして守っていきたい。
アロハが大好き人口はもともと少ない。そんなにコアなファンはいない。だからこそコミュニティを大事にして、そして一緒にアロハの世界観を作っていきたいと思っています。

このアロハ企画は、本業の傍らで副業として今まで粛々と進めていたわけだけれど、サイドハッスル推進制度が立ち上がったおかげで、インタビューする機会ができたガオね。

これからもリリースに向けてコツコツコツ地道にやっていきたいと思っています。

応援しているガオよ。
買うガオよ。
今日はありがとうございました。

ガオの感想:

ひたむきに、全力で、楽しいこと、面白いことを諦めない。

今回副業のアロハシャツにとことん楽しんでやりきったアロハおじさん。

そして本業はというと、ブランド立ち上げまで1人でやった経験が評価され、今年度からは受託のディレクターとしても活動の幅を広げたらしい。

このインタビューを読んでくれた方々がなにかアツイ気持ちになったとしたら、

サイドハッスル推進制度ってなんぞや?!のモデルケースとして大成功だったと思うガオよ。

6月3日にブランドが産声を上げ、売り上げも順調らしい。

そして、アロハおじさんは、もう来シーズンに向けて始動しているようガオよ。

次回作はガオでも着れるベビーアロハが限定発売されてたら嬉しいガオね。

将来は沖縄でショップをオープンさせたいアロハおじさん。湊川外人住宅を狙っているらしい。イーガオ沖縄支社ついに実現??!!

追記:リリース日の6月3日にnoteに記事を投稿👇

https://note.mu/shaka/n/nbc26378c8266

後日、この記事を読んだキャリアハックのスタッフからインタビューのオファーがあったそうな👇

https://careerhack.en-japan.com/report/detail/1122

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