バーティカルランニングと小山孝明選手をご紹介!

もくじ

こんにちは。先日、イーガオのスポンサード事業について紹介しました。

こちらで紹介したようにイーガオは今後、バーティカルランニングの普及と、この競技の日本代表である小山孝明さんのことを支援して行きます。

今日は、「バーティカルランニング」って何?小山さんってどんな人?というところを深掘って書いて行きたいと思いますっ!

ちなみにアイキャッチ画像は、ハワイに遠征にいかれた時にガオくんと撮っていただいたショット!ガオくんを連れて行ってくれてありがとうございますー!

バーティカルランニング(Vertical Running) とは、どんな競技なのか?

超高層ビルを駆け上がる「階段垂直マラソン」

まずは、競技についてお伝えしていきたいと思いますっ。

バーティカルランニングは、超高層ビルの階段を頂上目指して駆け上がっていく過酷なスポーツです。

東京タワーでのレースの様子

「バーティカル(Vertical)」は垂直という意味で、競技を日本語にすると「階段垂直マラソン」と呼ばれたりしています。

名前には「ランニング」とついていますが、小山さんいわく「走る」というより「登る」感覚とのこと。

頂上近くになってくると、体力が消耗されて手の感覚が無くなりそうな中、どうにか手すりを使って体を引っ張り上げてゴールするのだそう。

ゴール直後の様子

ゴール後は、この通り倒れこむ選手が大勢いるそうです。競技の激しさを物語ってますね。

トップ選手になると、東京タワーを約2分で登ってしまうんですって。

東京タワー

インバウンドリーグの6Fにある事務所に行くだけでも疲弊している私には、想像もつかない世界です。

スカイランニングの種目の一つ

スカイランニングは、名前の通り空に向かって山岳や高層ビルなどを駆け上るスポーツの総称で、種目はこんな感じ↓

スカイランニングの種目

(1)vertical running
超高層ビルの階段を舞台に、スピードを競う都市型種目

(2)vertical
1000m 一気登りのVk (バーチカルキロメーター)などの駆け上がり種目。

(3)sky
山頂まで駆け登り、麓まで駆け下る。スカイランニングの原点種目。

(4)ultra
いくつものピークを越える、長距離、長時間の種目。

バーティカルランニングは、スカイランニングの都市型種目に分類されます。

国内だと大会数はそう多くないですが、海外では大会数も多い上、街を上げて盛り上がるほどメジャーな競技なんです。

手すりなどを駆使して、ビルの頂上を目指します
このビルをたった数分で駆け上がります

2、3、4の種目は、山岳など大自然の中が舞台。

ツールド上田(スカイランニングの種目はウルトラ)に参戦された小山さん
この通り360度山で囲まれた大自然が舞台です。

誰もが参入しやすい格闘技的な要素のあるスポーツ

バーティカルランニングに特化している選手は少なく、トライアスロン、自転車など、他の競技と兼業でやる人が多いようです。

階段は短時間で精神的にも肉体的にも追い込める上、脚力や心肺機能の向上が見込めるので、トレーニングとしてやるメリットがありますし、階段を上がるという日常動作の延長線にある競技なので、競技に参加するための特別な技術が必要ありません。

なので、他のスポーツをやっている人も参入しやすく誰にでもチャンスがあるのだそうです。

バーティカルランナー 小山さんとイーガオとの出会い

ガオくんと小山さん

出会いは、イーガオの営業さんが異業種交流会で、小山さんの名刺をもらってきてくれた事がきっかけでした。

交流を重ねて行く中で小山さんの夢に共感し、会社をあげて小山さんとその夢を全力で応援させてもらいたい!とスポンサー契約を結ぶ運びとなりました。

現在は、IT面(サイト作成)での支援、遠征などの活動資金の支援を行わせていただいております。

小山さんの夢はバーティカルランニングの普及と、この競技をオリンビック種目にする事。

海外では名の知られた競技ですが、日本ではまだまだ認知されていません。

正確にいうと、トレーニングの一環として階段の駆け上がりをやった事がある人は大勢いるけど、それが競技であるという認知がされていないのです。

競技として認知されていないが為に、階段の適性があったとしてもそれが埋れてしまう。すごく勿体無いです。

競技の認知や、適性を見出す為に重要なのが、大会の存在。

後述しますが、小山さんも、東京タワーの大会に出場された際に、ご自身の階段の適性を感じた事が、競技を始めるきっかけとなったそう。

イーガオとして何ができるか模索中ではありますが、大会の存在、競技の存在を普及すべく、小山さんと一緒に取り組ませていただきますっ。

あべのハルカスでの大会
日本のあべのハルカスで世界大会が開催されているのに、知られていないのは勿体ない・・・

陸上競技から、バーティカルランナーへ転身

現在は、バーティカルランナーとして世界で活躍されている小山さんですが、元々、陸上競技をやられていました。

どんな経緯で、バーティカルランナーに転身されたのかインタビューさせてもらいました〜。

最初は、階段ではなく山岳で行われるレースに出場されていたようですね

階段より前にはじめたのは、スカイランニングの種目であるバーティカルキロメーターとスカイです。
2016年の蔵王の大会でした。自然の中を走る爽快感や、自分の体の感覚に目一杯向き合えるのが楽しいと思いました。

自然の中で走るのと、舗装された道を走るのとでは、随分感覚が異なりそうですね。

平坦な道を走っていると、どうしても時計を見てしまうんですよ。今、1キロあたり何分のペースで走っているから、何分ペースを上げないといけない、と機械的に考えてしまう。
自然が相手だと「今、坂を登っているからキツい」「下りを走って気持ちがいい」と、時計を気にせず体を動かす感覚が楽しいです。
中でも僕は下りをかっ飛ばすよりも、登りを汗かいて歯をを食いしばって上がる事が好きでした。
そこで、僕は登る事が好きなんだと気付いたのが、バーティカルランニング を始めたきっかけです。

私なら下りを颯爽と降りていく方が、気持ち良さそうだなと思ってしまうのですが(笑)、小山さんは傾斜を登っていく方がお好きなんですね。それもまた適正なのかもしれませんね。

手を使わないと登っていけないような箇所にいくと、ワクワクするんですよ。
一番傾斜のあるスポーツは、クライミングですが、クライミングは走ったり登ったりする事とはまた違った技術が必要で、それを一から勉強しないといけない。
階段にフォーカスしたのは、そこからですね。普段使っているものだし、勉強が必要な訳でもない。
そう思った翌年には、東京タワーの大会に出場しました。その時は三位でした。

3位!?階段の大会に初出場で、表彰台に登られたのですね。

階段の練習をした事がなかったですし、当然タイムの想定もできない状態でしたが、出場するからには上位を狙いました。とにかく全力を尽くす事で、結果を残す事ができました。
まあ、相当にキツかったですね。今までに感じた事のないキツさでした。

ご自身の適性を見出すきっかけとなった東京タワー大会では、5,000メートル走の持ちタイム順からスタートするのですが、小山さんはその中でタイムが速い方ではなかったそうです。

でも、階段では上位に入賞した、という点で自分に階段の適性を感じ、続けてみようと思ったとの事。

他の競技をやっていても、トレーニングがてら気軽な気持ちで大会に出てみてほしい。そこで適正を感じたら、続けて見てほしい、とお話いただきました!

あまりスポーツ経験のない私ですが、怖いもの見たさというか、「血の味がする」「体験したことのないキツさ」って一体どんな感覚なんだろうという興味がもくもくと湧き上がっておりますっ。

コロナが落ち着いたら、小山さんオススメの階段スポット「菩提梯」に行ってみようかな。

小山さんによると、目の前に壁がある状態との事。どれだけ急勾配なのでしょう?想像つきません。

新宿から特急1本で行けますよと念押しされたので(笑)、チャレンジしたらレポートしますね。

菩提梯では、「修行走」なる大会が行われているようです!興味ある方は、挑戦してみては??大会ホームページはこちら

小山さんが参加された大会の様子!確かに急斜面です。
ゴール後の様子。屍累々・・・。

みんなで応援に行こうっ!!

日本各地で開催されているバーティカルランニングの大会。

関東からは遠方になってしまいますが、名古屋、新潟、山形などで開催されています。

我々が絶対行く!と意気込んでいた唯一の近場の大会、東京タワー階段競争は、残念ながらコロナの影響で延期となってしまいました。楽しみにしていたので本当に残念。(6月開催予定でした)

東京タワーは、他のビルより段数が少ない分スピードを求められるレースになっており、小山さんが最も得意とする形態です。

延期は非常に残念ですが、世の中が落ち着きを取り戻した際には、きっと大会が開催されるだろうと願っています。

その時は応援Tシャツをきて、みんなで応援しましょうっ。(小山さんのオリジナルTシャツがあります^^)

小山さんの勇姿を間近で見たい!という楽しみにプラスして、もう一つ注目したいのが・・・

スポンサーロゴの入ったTシャツ!!

Tシャツ

イーガオロゴが、しっかりプリントされています〜!!

正面にも肩にも入れてくださっていて、、、本当に嬉しい。

という事で、応援の際は、小山さんのTシャツにもぜひご注目ください。

無事に大会が開催されたら、その様子をお伝えします!!

では!!

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