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【積読消化シリーズ#4】英語って日本語と口も舌も軟口蓋も違うんだぜ???知ってた???

WRITER

けだま

Javaを中心にぽちぽち書いているサーバーサイドエンジニアです。
いつかフルスタックって言えるようになりたいなあ。

SEやってると英語学びたくなるよね

システムエンジニアとして働いていると、英語は切っても切り離せない関係にあります。

日本語対応していないツールやサービス。

英語で出力されるエラーメッセージ。

エラーを解消すべく調べても、日本語では解消方法がどこにも載っておらず、Stack Overflowの英語版を必死に読む必要に駆られることもしばしば。

最近はAIの発展もあり、日本語でも情報収集しやすくなりましたが、「オライリーの原著をすらすら読めたらかっこいいだろうなあ」と、英語への憧れは未だ持ち続けています。

なんとなーく英語を学びたいなーと思いながら、英語の学習方法だけを調べ続けたところ、

「英語を学ぶならまずは発音から」

とどこかで聞きかじったものの、無料体験だけやったオンライン英会話で何も喋れずに挫折した私には、プロに発音を教わるなんて、そんな勇気は出ず。あとお金ない。

本で読むだけなら恥ずかしくないし、そこまでお金もかからないよね、と購入したのが『ニューヨーク発 最強英語発音メソッド』でした。

英語と日本語では口や舌の力の入れ方が違う

この本の冒頭では、「日本人がカタカナ英語になっちゃうのは、ネイティブが英語を話す時と筋肉の使い方が全然違うからなんだよ!」という主張がされています。

じゃあ英語特有の筋トレが必要なのかな? と思ったのも束の間、この本で紹介されているのは「筋肉の緩め方」でした。

試しに「たちつてと」と発音してみてください。舌の先がぴょこぴょこと動いて、舌全体に力が入っていませんか?

英語では、舌の先には力を入れません。舌全体の筋肉も、舌の形が変わることはあれど、グッと力を入れるようなことはありません。

英語は筋肉を緩めて話すことで、初めて英語の発音が出てくるようになるのです。

「なるほど! 力を入れずに話せばいいのか!」

と思っても、力を入れないって意外と難しいんですよね。無意識に舌に力を入れ続けることに慣れているので、余計に力を入れずに話すということがなかなかできない。

この本では「スライドメソッド」と題して、日本人が力を入れずに話すことができるようになる簡単なトレーニングが紹介されており、その関門が突破できるようになっています。

英語と日本語では口の形と舌の形も違う

スライドメソッドを実践して、「よーし、緩められるようになったぞ! これでネイティブみたいな英語が・・・」

話せるようにはなりません。

次に待っているのは、「英語と日本語では似たような音でも口の形や舌の形が違うから、英語での形を覚える必要がある」という壁です。

例えば日本人が「ふ」を発音する時、口は中心に向かってすぼまり、舌は全て歯よりも内側に固まっています。

「ふ」に似た発音としては「f」がありますが、「f」の場合は口は脱力して横に広がったまま、上の前歯に下唇の裏を近づけた状態で息を吐くことで音を出します。舌は完全に脱力し、歯を通り越して下唇の裏に接している状態です。

日本人が耳で聞いた通りに英語を話すとカタカナ英語になるのは、日本語の音と英語の音では似ていても口や舌の形が異なることが原因だったのです。

個人的に「マジかよ・・・」と思ったのは、「え」と似たような口で「i」を発音することです。

試しに「え」と発音してみると、口角は上がり、顎は下がり、口を全体的に大きく開けつつ、ちょっと笑っているような形になります。

「i」を発音するときの口の形は上唇や口角、頬の筋肉が上がり、顔半分だけで笑うような感じにします。顎はだらんと脱力して下がっている状態です。

いやほぼ「え」の口やんけ。

先ほどの「f」のように、日本語にはない発音方法の方が全然覚えやすいというか、咄嗟に話そうとした時でもちゃんとその口の形になってくれるんです。

でも、似たような口で別の発音が日本語にある場合、頭がこんがらがって覚えられないし、咄嗟になんて出てきてくれない。

このへんは何度も話して慣れる必要があるんだろうなーと感じました。

英語は鼻が詰まってても発音できる

風邪をひいて鼻が詰まったら日本語の発音は変になって、「鼻声だね、風邪?」なんて聞かれたりします。

それは日本語が軟口蓋と言われる部位を半開きにしながら話す言語だからだそうで、風邪をひくとこの軟口蓋が詰まることで、音が変わってしまうのだそうです。

英語ではごく一部の音を除いて、この軟口蓋を閉じたまま発音します。

つまり、風邪をひいていても鼻声にならず、いつも通りに発音できるんです。

軟口蓋を半開きにした日本語の発音のまま、英語を話してしまうと、これは訛りになってしまうのだそう。

常時鼻声の方がおかしいやろがい!!!

そんなことを叫んでしまうくらいには、個人的にはショッキングでした。皆さんはこのことご存知でしたか???

軟口蓋を閉じる練習方法もこの本に書かれてあり、意外と簡単に閉じることができるようになったのですが、このまま話すの息苦しそうだなあと思いました。基本口呼吸なのかな?

各発音記号の形を覚えたらあとはそれをつなげていく

各発音記号の口の形と舌の形、軟口蓋を閉じる音か開ける音か、有声音か無声音かを覚えたら、最後にそれをつなげて単語や文章として話していきます。

つなげ方は簡単で、次の音に移行するときに、変えるべき形を変えて、変えないところは変えないだけ。

例えば「hot」だったら口の形は最初から最後まで変わらず、最後だけ舌の形が変わります。

ね? 簡単でしょ?

全然簡単じゃないです〜〜〜〜〜〜〜〜

変えなくていい口の形は無意識に変わってるし混乱して舌の形は間違えるしというかカタカナ英語が再発します〜〜〜

これもたくさん練習して身につけていく他ないんだろうなと思いました。

この本のおすすめ読者

この本のおすすめ読者は、

  • 英語の発音を本当に全く学んだことがない人

だなと思います。

最大のおすすめポイントは、「短期間で英語と日本語の発音の違いを体感することができる」ところです。

学校では先生の発音を真似することはあったものの、口の形や舌の形、軟口蓋の開閉にまでフォーカスして英語の発音を学ぶような授業はなかったので、意外とこれだけ細かく発音方法が違うという事実を知らない人は多いんじゃないかなと思っています。

「これだけ英語と日本語では発音の仕方が全然違うんだよ!!!」という事実を知ることで、漠然と「きれいな英語の発音がしたいな〜」と思っていたところから、「口の形を覚えよう!」「舌の形を覚えよう!」と具体的な学習内容を考えることができるようになるのは大きな一歩だなと感じました。

この本(というか本で学ぶこと)の限界ポイント

本の記載内容を真似て発音してみても、本当にこの発音で合っているのかがわからないのは、どうしても本での独学の限界だなと感じました。

この本を買うと著者の方が実際に発音されていたり、コツを教えてくれたりする動画を閲覧することができるので、かなり独学者にも寄り添った形でサポートしてくださっています。

ただ、難しい口や舌の形はどうしても「合ってるのかな?」という感覚が拭えず、変な癖がつく前にプロにフィードバックをもらった方がいいかもなあと感じました。

発音に特化した英会話教室を探してみたいですね。その前に勇気とお金と時間を拾ってこなきゃなあ。

この本を片手に英語を読み続けてみたい

この本は最初の一歩であり、この本に書いてあることがすべてであり、あとはどれだけ練習して英語の発音に慣れていくかだなあと感じました。

ずっと手元に置いておいて、発音記号を見ながら、口や舌の形がわからなくなったらこの本に戻って確認する、を繰り返したら、カタカナ英語の域から脱出できそうな気配がしています。

難しいのは、都度発音記号を調べないといけないことなんですよね。

電子書籍なら調べやすくはあるんですが、それでも一単語一単語調べていくのは面倒くさすぎる。

一気に発音記号を表示してくれるサービスってないかなーと探してみたところ、以下のサイトに巡り会いました。

「toPhonetics」という、入力した英文の発音記号を出力してくれるサービスです。

実際に出力してみると、見やすいし出力速度も速いのでなかなかいい感じ。

スマホアプリもあるようですが、iOS版で600円でした。

広告ありでも無料で使いたいならWebサイト版、有料でもいいから広告なしで手軽に使いたいならスマホアプリ版が良さそう。

1日1文このサービスを使って発音記号に変換して発音し続けたら、1年後にはけっこういい感じの発音になるんじゃないでしょうか。

最後にちょっと寄り道もしましたが、いい本に巡り会えました。

英語の発音方法がわからず悩んでいる方、お手元にぜひ一冊おすすめです。

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