[RTAの世界] RTAinJapan 2025 Summerに参加してきました
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yoshiokay
運送業やめてクリエイティブ業に移りましたが疲れたのでIT業界に来ました。
国内よりは外国産ゲームに高校生のころから夢中になり今も続いています。
・はじめに
どうもヨシオカです。
最近ARC Raidersというゲームを始めてみました。
もともとGTAのような三人称視点のゲームが好きで、尚且つ最近トレンドなPvPvE脱出シューター(プレイヤーとCPUを同時に相手に戦い、物資を集めて脱出するシューティングゲーム)というジャンルを抑えていることもあり、すでに百時間以上プレイをしちゃっています・・・。
発売から二週間足らずで全世界累計400万本以上を売り上げているようで同時接続70万人以上の驚異的なゲームとして華々しくリリースを迎えております。
世界観としては、22世紀ごろ資源枯渇や環境破壊で富裕層は地球を見捨て脱出し、残された人々が突如現れたARCという機械の軍団と戦うのですが、地表では生活できないため地下に潜って人類は暮らしています。
でも重要な物資は地表にあるので探しては地下に帰るを繰り返すスカイネット対ジョン・コナーみたいな構図です。
対応プラットフォームはPS5/XBOX/PCとなっており、最大3人組、もちろんソロでもできますので皆さんもぜひプレイしてみてください!
オンラインゲームはネクソン!
本記事執筆時点でRTAinJapan 2025 Winterが開催中です!

12月25日~31までベルサール飯田橋ファーストで開催されておりますので、注目のゲームなどがあればぜひ現地でもご覧ください。
RTA in Japan Winter 2025 イベント詳細ページ
RTA対象ゲーム一覧とスケジュール
さて、昨年に引き続きFor優休暇を使ってRTAinJapan 2025 Summerに参加してきました。
概要を含め去年の投稿も併せて以下からご覧になってみてください!
[今RTAがアツい!] RTAinJapan 2024 Summerに参加してきました
・導入
去年書いた記事の焼き増しと思われたくないので別の角度でお話をさせていただいて、うまく焼き増しをしたいと思います。
みなさんはこのゲームをやり込んだとか、このゲームに思い入れが深いという存在はあったりしますか?
それがどんなゲームであってもいいですが、その推しの感覚には色々な価値観がある中であなたはどんな形で推しへの愛を深めたでしょうか。
今や昔、ファミリーコンピュータや初代プレイステーションまでの頃、90年代~2000年代ではオリジナルサウンドトラックや攻略本や設定資料集などが展開規模に応じて販売されていました。
最早プレミアがつきまくって資産価値を形成しているものさえありますが、逆を言えばそれぐらいしかなかった訳です。
好きなゲームのグッズやOSTが発売されたら欲しくなるというわけで、ゲームの範囲も広がり始めた頃であるのと同時に、ゲームを推す人もまた生まれ始めました。以降はネットの発達により多くの商品が手に入れやすくなり、グッズ展開だけでなくダウンロードコンテンツやアニメ化等多岐に渡ってゲーム一つに推し活ができるようになったという訳です。
しかし一部にはそのゲームに対する愛ゆえ何千・何万時間という人生を費やしたプレイヤーがいます。
仮にそれがオンラインゲームだったら日常ルーティンの一部になっている人なのかもしれませんし、競技性があればプロプレイヤーを目指している人かもしれません。
中には、始まりがあって終わりがあるようなオフラインのゲームで、ひたすらに早くクリアすることを目指すプレイヤーもいるのです。

それが、RTA(リアルタイムアタック)プレイヤーという永続的な推し活をする人だというわけですね。
そんな熱い推し活を続ける人が全国・海外から集まり、配信による収益と寄付で国境なき医師団への支援をしようというのがRTA in Japanというイベントになっております。

・直近のお勧めプレイ
早速ですがWinter2024とSummer2025からお勧めのRTAプレイ動画をいくつかご紹介しておきます。
初めてRTA動画をご覧になるという方のため、少し偏ったセレクトにしてみました。
個人的に総合して好きだったのはリングフィットアドベンチャーでした。
体力でゲームをねじ伏せるそのコンセプト、事前の体力作りからスタートする取り組みのスタイル・・・あれ、ゲームイベントですよね?
余談ですが、いまやAR/VR系はクロスのXRとかになって徐々に進化してきていますが、生きているうちに全身ダイブ型VRゲームはできるんでしょうかね?俺もオーバーロードみたいな世界に行きてぇ・・・。
そうなったら毎日ゼーハーいいながら気にしなくてもリングフィットしてるのと同じ効果が当たり前になるのになと思ったりしてます。
・エンタメ化したRTAの遷移(完全な個人的見解を含む)
RTA自体の目的はいかに早くクリアできるかですが、昨今のRTAについてはストイックさも大事ですがエンタメ性も重要視されているのかもしれません。
知っているゲームならいいのかもしれませんが、よく知らないゲームをひたすら早く無言でクリアしようとするスタイルは少し物足りない感じがします。
饒舌な解説者・見るものを惹きつける衣装・アクロバティックなプレイスタイル・そもそもプレイするゲームが秀逸・会場での茶番劇等様々な要素があって、見る人は面白いと感じるのではないかと思います。言葉を濁さず言えばそういった面白さにつながるエンタメ性がなければ現代にあっては需要が生まれないという事実もあります。
RTAinJapanに限って言えば、みんながみんな知っているゲームには4人が並走したり、別のチャレンジ方式でRTAを行ったりと趣向を変えた取り組みがなされているように思えます。
みんなが知らないゲームには前述のような補填要素があって全体としてエンタメのRTAをクオリティーアップに繋げる試みが伺えますね。
元々RTAという推し活チャレンジは多くが集まることで大規模な寄付が行える程に一種のエンタメ化し、SNSも事あるごとに賑わいを見せています。
タイムアタック自体は数十年前からある試みでありながら、この頃エンタメとして昇華したことで、実績を残し影響も大きいです。
まるで主流ではなかったものが日の目を見ているかのようで、一視聴者としてもこういったゲームとしての側面が、更に進化し世界へ伝播していくのを楽しく見守っていきたいと思います。
その進化の結果として前回の開催における寄付額は以下の通りとなりました。

ご支援をいただいた皆様には深く御礼を申しげたいと思います。
ちなみに裏方ではこんな感じで吉岡も機材関係のセットアップを行っております。
吉岡は今回3年計6回目の参加となりました。

・最後に
ひとまず現在開催中のRTA in Japan 2025 Winterで吉岡のボランティアスタッフとしての参加は最後となります。
高校生の頃の清掃活動を除いて本格的にボランティアなるものを始めた訳ですが、好きなイベントに関われてとても嬉しかったです。
人との出会いとか、人生の大きなピースとしてとかいうありきたりな話ではなく、熱気や緊張感もありますけど素直にゲームに接する人たちの推し活集大成みたいな場で助力できたことが楽しかったですね。
今やRTA in Japanだけでもプレイされるゲームの企業・開発者含め関係者が注視し、協賛企業・視聴者・寄付額も増え、全体に与えるインパクトは一つのゲームイベントとしてかなり多きいものになりました。
自分もその一部として少しは支援する事ができたと思いたいです。
さてさて、推し活真っ最中のArc Radersに戻らなくては・・・。
帰省のお供に、寝落ちBGMに、新たな推しの発見に、ホリデーを彩る恒例行事のRTA in Japanを現地・オンラインで是非ご覧になってみてくださいね!
